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Bリーグ開幕!新アリーナが本格稼働

先進アリーナが本格始動!滋賀で目指すべき“カタチ”とは。

 

アリーナ新時代が幕を開けようとしています。バスケットボールBリーグの2025-26シーズンが10月からスタート。スポーツ観戦のあり方を変える全国の先進的なアリーナに注目が集まっています。

東京・青海に完成した「トヨタアリーナ東京」は、アルバルク東京の開幕戦がこけら落としに。ことし開業したばかりの「IGアリーナ(名古屋)」や「GLIONアリーナ神戸」も、Bリーグチームの本拠地として本格稼働することになります。

 

トヨタアリーナ東京

 

GLIONアリーナ神戸

 

 

ただ、新時代のアリーナが目指すのは、「ホームチームの箱」からの脱却です。というのも、従来の公設アリーナの多くは、ホームチームの試合が年間数十試合に限定されることによる稼働率の低さが課題でした。この構造的な問題は、建設費の減価償却や維持管理費といった固定費として重くのしかかり、赤字を税金で補填せざるを得ない状況が生まれていました。こうした背景から、新時代のアリーナは多様な収益機会と地域貢献を両立させ、“稼げるアリーナ”になることを模索しているのです。

 

「GLIONアリーナ神戸」は、海辺に建つアリーナそのものを観光コンテンツとして位置づけ、集客力を高めるとともに、アリーナを核とした都市開発を進めることで興行がない日でも人が集まる仕組みを創出し、地域全体の経済活性化を図っています。また、トヨタアリーナ東京は、競技人口の少ない種目やパラスポーツ大会、小中高生の全国大会の誘致も目指しています。もちろん、音楽ライブやMICE(国際的な会議や展示会)にも対応し、多様なコンテンツを呼び込むことで稼働率を最大限に高める狙いです。

 

滋賀で構想中のエンタメアリーナも、こうした全国的な潮流を取り入れつつ、地域に活気と感動をもたらすシンボルとなることを目指しています。滋賀の未来を拓く、魅力的な空間へ。一歩ずつ、着実に準備を進めています。

 

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