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アリーナを防災拠点に

9月1日・防災の日に、改めて知っておいてほしいこと。

 

それは、現代のエンタメアリーナが持つ「防災拠点」としての役割です。冷暖房を完備し、多くの人を収容できる巨大空間は、災害時に地域住民を受け入れる「基地」にもなりうるのです。

 

 

例えば、ことし開業した「GLIONアリーナ神戸」は、災害時、神戸市の帰宅困難者を一時的に受け入れる滞在施設に登録されています。客席とコンコースで計1万人以上を収容できる見込みで、施設内の防災倉庫にある水や食料などの備蓄資材を提供することも想定されています。
https://www.totteikobe.jp/news/article/9037

 

また、音楽に特化した大規模アリーナの「Kアリーナ横浜」も、帰宅困難者の一時滞在や津波避難施設として機能。消火や避難用の設備が充実し、周辺のホテル・オフィス棟と連携して広域防災対応も可能です。

https://www.yamatoprotec.co.jp/setsubiseko/case/case11/

 

「エンタメアリーナ」は、スポーツや音楽ライブの会場というだけでなく、地域社会に深く根差し、多角的な貢献を果たす施設へと進化しています。アリーナが防災機能を備えることで、地域社会における存在価値は一層高まります。地域住民の「共感」を得る上でも、「公共財」としての価値を確立することは不可欠と言えるでしょう。

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